Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」3月7日の第1試合に出場する4選手を発表した。リーグ6位のセガサミーフェニックスと、同8位のBEAST Japanextは、ボーダーラインを挟んでの鬼勝負。笑って試合会場を後にするのはどっちだ。
【中継】セガサミーフェニックス VS BEAST Japanext 激しい生き残り戦
6位と8位。上位6位までがレギュラーシーズンを突破するルールだが、その差は実にわずかだ。28.6ポイント差は、1着順で20ポイント(トップと2着は40ポイント)違うMリーグルール。素点も考えればちょうど1着順差と考えていいだろう。セガサミーフェニックス醍醐大(最高位戦)のすべきことは、素点を稼ぎつつ、BEAST Japanextより上に出ること。トップを取らせることだけは絶対に阻止したい。
逆に追う側のBEAST Japanextは、とにかく食らいつきたい。6位から9位のEX風林火山までの差も、わずか35.2ポイントという大接戦。うっかり大きなラスでも引こうものならい、いきなり周囲からのマークがきつくなる。前回、波乱万丈の逆転トップを取った猿川真寿(連盟)は、連対を逃さず、できればセガサミーフェニックスより上の着順で、するすると順位を上げたいところだ。
5位の渋谷ABEMASは、レギュラーシーズン敗退を気にするポイント状況ではないものの、迂闊にマイナス域に転落するわけにもいかない。リーグ最終盤の順位争いは、いかにしてターゲットから外れることが重要だ。白鳥翔(連盟)は個人でも3ケタのマイナスを抱えたまま。この先に待つポストシーズンに向けても、きれいな身になれるか。
個人成績2位のU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)。2年前にMVPを獲得したが、その翌年、さらに今年と毎年MVPを争う位置にいるのは特筆すべきこと。チームメイトからいろいろと学び取り、成長と結果につなげており、Mリーグ入りしてからさらの伸びた印象がある雀士だ。過去まだ例のない2度目のMVP。ライバルはチームメイトだが、容赦なく上を狙う。
【3月7日第1試合】
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人28位 ▲100.2
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人19位 ▲7.2
BEAST Japanext・猿川真寿(連盟)個人21位 ▲24.9
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人2位 +237.3
【3月5日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +487.6(84/96)
2位 赤坂ドリブンズ +403.5(84/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +263.8(84/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +119.4(82/96)
5位 渋谷ABEMAS +12.8(84/96)
6位 セガサミーフェニックス ▲305.2(82/96)
7位 TEAM雷電 ▲307.7(84/96)
8位 BEAST Japanext ▲333.8(84/96)
9位 EX風林火山 ▲340.4(84/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
(出典 news.nicovideo.jp)
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